text : DRAGON QUEST VIII
[ 霹靂神の申し子 あとがき --どんなに言い繕うとも、それは言い訳でしかなく-- ]
霹靂神、というのは「はたたがみ」と読むんだそうです。
雷のことです…まぁ詳しい意味は辞書とかで調べてください。
私も適当に調べたので、そんな深い意味はないですよ。
読みよりも字面で選んだ〜ってカンジですね。
この話は、
「主人公のライデインは是非ともエルトリオさんから遺伝したものであってほしい!!」
という、雪咲の超個人的な「エルトリオ&8主人公神聖化」願望から生まれた話です。
えぇ、それだけです。これが書きたいがために、クラビウス少年に癇癪を起こしてもらい、バトルレックス大虐殺という展開になったのです。
そういうわけで、癇癪を起こす過程が無理矢理すぎるな〜と雪咲自身痛感しております。
なので、大目に見てやってくださいませ。
いろいろと無理があるお話だとは思うんですけどね。
エルトリオに由来する呪文であってほしい、それなら手っ取り早くサザンビーク王家に伝わる呪文にしちゃえーとか思ったんですが。
それならクラビウスも、ひいてはチャゴスも使えることになるじゃんか!!
……スミマセン、正直チャゴス嫌いなんで(むしろ大嫌い、と言ってもいい(チャゴス好きな方、すみません)。真エンディングのアヤツの扱いにはホント胸がスカッとしたね)
チャゴスがライデインを使えるのだけは絶対ゴメンだ!!
というわけで、それを回避するためにいろいろ頭こねくり返したんですが。
そんないい案浮かびませんでしたよ。
おかげで「才能がないと使えないのだよ」みたいなちゃちい設定で書き進めることに。
ぅう〜ん、何かいい案あったらよかったのにな〜
我が家の8主人公の名前はエイトではなく「カノト」です。
実はこの名前、十干から取ってるんですよ。
「辛」で「かのと」と読みます。
で、この「かのと」ってのは「金の弟」ってのからきてる…んだったと思います(詳しく勉強してないのでわかりませんが)
さてここで、DQから離れて幻想水滸伝にちょっと話を持っていきます。
とあるサイトさんで、『幻想水滸伝の世界においては、五行は「地水火風雷」をさしているようですが〜』ってな文章を見つけまして。
短絡的な私は、「あっ、金が雷になってるのね。じゃあ『金の弟』じゃなくて『雷の弟』に捏造しちゃえ〜」って、思っちゃったのですよ。
んで、「弟……っていうより、同じ『と』っていうなら『徒』でもいいよね。『雷の徒』⇒『雷の従者』⇒『雷の申し子』。まぁ強引だけど、別にいいっしょ!」
……ライデイン大好きな私はこのように強制変換させながら、我が家の8主人公くんになにやら大きなものを背負わせてしまったようです(汗)
といっても、こんなのは結構後付なんですよ。
この話を考えてる時に、上記のように強制変換しただけであって。
プレイ当時はそんな深いこと考えてませんでした。
カノト、よりも「カノエ」にしようかとか迷ってたし。
十干でいうなら金よりも水のが個人的には好きだし(でも言いにくいのでやめた)
「ヒノエ」「ヒノト」もよいな〜とか思ってたしね。
まぁいろいろありましたが、「カノト」にしてよかったな〜と今では思いますよ。
こじつけだけどね!(笑)
でも、オフィシャル(?)のエイトも捨てがたいですよ。
だって、エルトリオさんとちょっと名前が似てるじゃないですか。
それに気付いた時、「やられた〜」と思いましたね。
どうにかしたら、こっちの名前もこじつけられそうだ。
ミンリーディンさんは、ふしぎな泉の近くに住むおじいさんです。
…名前勝手につけちゃった。いーよね、どうせ捏造小説なんだから(開き直り)
ミンリーディンさんは、主人公がエルトリオさんのご子息だということに気付いております。
あの後、血の封印を解いて、主人公は見事!ライデインを習得するのです。
クラビウス王にそのことを秘密にしていたのは、やはり余計な混乱を招きたくないという考えがあったのだと思います。
何より主人公は、王位継承権とかそういうのよりも、ドルマゲス、ひいてはラプソーンを倒すという重大な使命を負っているのですから。
おじいさんは主人公のその意思を大切にしたいと思ったのかもしれません。
その時、主人公は出生の秘密をしらなかったわけですけどね、知っていたとしても、使命の方を優先するだろうということで。
だから、ライデインが使えるのは王家の者だけなのだとかいう情報は黙ってるでしょうね。
んでもって、ライデインが使えるということはクラビウス王には言ってはならぬよ、とか言って口止めしとくんですよ。
ライデインを使える主人公を見たとき、クラビウス王はどんな反応をするかな〜とかって自分だけの楽しみにとっておきそうな気がします。
……そういえば、このお話、いつ頃のつもりで書いてたんだろう。
私としては、魔法の鏡入手直後でも構わないと思います。
「ゆうき」スキルばっかりあげてたら、この頃にライデイン覚えてても不思議じゃないですよね。
そうそう、クラビウス王は「才覚がなかったから」ライデインは使えなかった、と言っていますが。
やっぱりその才覚ってのは「ゆうき」スキルのことなんでしょうね。
ちなみにクラビウス少年の装備は槍とブーメランにしてみました(適当です、スミマセン)
槍も極めれば地獄のいかずち呼べるんですから、お兄さんと張り合いたいなら頑張ってほしいですね。
(特殊?スキルは何だったんだろう。やっぱカリスマ?……それも何かなぁ)
エルトリオさんについてはまだまだ語れそうですが、今回はここでお開きにしておきます。
というわけで、このお話のまとめを……
このお話は、エルトリオと8主人公大好きな雪咲が、その思いをぶつけた作品です。
楽しんでいただけたなら、これ以上の幸いはありませんよ。
(そしてエルトリオラブな想いが伝わればさらに嬉しいですv)